動物福祉活動
当院は動物福祉に力を入れています。
私たちの考える『動物福祉活動』
皆さんは『動物福祉活動』という言葉をお聞きになり、どのようなイメージをお持ちですか?
「ボランティア活動」「飼い主さんのいない動物を保護して里親さんを見つける」「怪我をした動物を無償で治療する」そんなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
確かにボランティアで動物のために活動したり、里親さんを探したり、保護して治療したりするのも動物福祉活動の一種かもしれません。
しかし『動物福祉活動』の本質は、「動物がその動物らしさを維持しつつ、健康に健全に幸せに生活でき、人と共存できる社会を作り上げる、もしくは維持をしていく為の活動」だと、私たちは考えます。
5つの自由
1960年代にイギリスで、家畜動物のために『5つの自由』が定められました。
それは世界中に認められ、家畜動物・実験動物・飼育動物の福祉の基本となっています。
私たちもこの『5つの自由』の方針に基づいて日々『動物福祉活動』を行っています。
①飢えと渇きからの自由
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適切な食事が与えられること
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清潔な水がいつでも飲めること
②不快からの自由
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適切かつ清潔な環境下での飼育されること
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雨風や炎天などを避けられる環境であること
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危険なものから避けられた環境であること
③痛み・傷害・病気からの自由
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病気を避けるための予防・日頃のケアを受けられること
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病気やケガを患った時に適切な治療を受けられること
④恐怖・抑圧からの自由
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精神的な恐怖や多大なストレスのないこと
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それに対し適切に対応されること
⑤正常な行動を表現する自由
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動物が正常に行動できる空間・広さで飼育されること
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各動物に合わせた環境であること
日頃の活動
日々、患者さんの治療の合間に以下のような活動をしています。
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院内での里親さん探しの協力や情報の提供など
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警察や行政から依頼の動物の一時保護・治療など
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飼い主のいない犬や猫の怪我・病気の治療など
院長の主な活動
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1995年 阪神大震災
地震発生3日後に現地に入り、兵庫県のえびす神社に拠点を置く動物愛護団体と共に動物救護を行う -
2011年 東日本大震災
地震発生1ヶ月後に宮城県石巻市に入り「石巻動物救護センター」にて動物救護を行う -
2016年 熊本大地震
熊本市の竜之介動物病院へ救護動物のため、薬などの医療物資・義援金を送る

社団法人(現 公益社団法人) 日本動物福祉協会
理事長 麻生 和子 氏 より
感謝状を頂きました


座間警察署長
警視 田上 安徳 氏 より
感謝状を頂きました



公益社団法人 日本動物福祉協会
理事長 山下 眞一郎 氏 より
感謝状を頂きました
熊本大地震後
竜之介動物病院
院長 德田 竜之介 氏 より
お礼のお手紙をを頂きました
東日本大地震後
(当時)石巻動物救護センター
センター長 早坂 敬 氏 より
お礼のお手紙をを頂きました
阪神大震災後
(当時)福祉団体 あいのカエル
代表 奈佐 誠司 氏 の著書にて
当院院長との活動が紹介されました